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今年の4月に経営学分野に入学した湊春佳さん。実は,珠算の達人です。
湊さんが珠算を習い始めたのは3歳の時。先日開催された中国五県珠算選手権大会では,種目別読上算競技の部で優勝しました(記事の下のリンクを参照)。同大会での優勝経験は今回で4度目だそうです。初めて優勝したのは小学6年生のときで,小学生での優勝は同大会で初でした。
湊さんの珠算のやりがいは「色んな人と話せること」にあるそうです。珠算の色々な大会に出場する中で,全国各地の他の選手と話したり知り合いになったりという機会を得られることで,自分の世界が広がるところに喜びを感じているそうです。また,高校時代に珠算部顧問であった恩師からは,珠算だけでなく礼儀や挨拶もできる人間になることの大切さを学び,今もそれが湊さんのポリシーになっているそうです。
そんな湊さんが本学に入学したのは,広島への郷土愛からだったそうです。何度も広島県代表として珠算の大会に出場するうちに,自分は広島を背負っているんだという意識が芽生えてきたそうです。
今も,母親の経営する珠算教室や出身高校で後輩の指導にあたりながら,珠算の能力研鑽に励む湊さん。将来的には,珠算で鍛えた数字への感度の高さや持ち前の人懐っこさを活かしながら,ビジネスの世界で活躍することを目指して,本学で経営学を学び続けています。
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https://web-g.jp/hiroshima88/active/picture/20230818/20230818.pdf
読上算競技で優勝し,表彰される湊さん
中国5県の上位5名を決める「名人戦」での湊さん(右側)
(文責:足立)