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栄養教諭を目指す4年生が、11月19日(火)、教職実践演習の授業で西区の鍜治山農園を訪問し、地域と連携した食に関する指導のコーディネートについて学びました。参加した学生2名がフィールドワークの様子をレポートしました。
小学2年生の生活科の授業の一環であるさつまいもの収穫体験に、私たちも参加させていただきました。児童は好奇心旺盛に収穫に取り組み、収穫したさつまいもを見て、食べることを楽しみにしている様子でした。収穫後、鍜治山さんのお話の中で、「実際に食材に触れることを通して、児童の食に対する考え方が変化することが本当の食育である。」という言葉が大変印象に残っています。今回の活動を通して、私も地域の生産者の方と密に連携することで、児童が食育の実践につなげることができるような栄養教諭になりたいと強く思いました。
地域の小学校2年生の生活科授業の一環で行われたさつまいもを収穫する活動に、私たちも参加させていただきました。鍛冶山さんは収穫前に、児童が6月に苗うえしてからのさつまいもの変化を花や長く伸びた蔓を実際に示しながら伝えておられました。このことは、さつまいもの成長を振り返ることにつながり、児童はよく観察しながら楽しんで収穫していました。収穫後の「さつまいもを育てる大変さが分かりました。」という声から、食べ物を育て収穫することの大変さを学び、食べ物を大切にしようとする気持ちや地域の生産者の方々への感謝の気持ちが児童に育まれていることを実感しました。
今回の活動を通して、実際に地域の生産者の方々と連携して食べ物を育て収穫する経験は、思い出に残るだけでなく、地域の良さを実感すると共に食べ物や地域の生産者の方々に感謝する心を育む、重要な活動であると改めて感じました。
鍜治山農園の皆様、地域の小学校の皆様、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。