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経営情報学専攻の学生がIEEE SMC Hiroshima Chapter Young Researcher Award受賞

印刷用ページを表示する 2012年12月1日更新

    IEEE SMC Hiroshima ChapterのAward表彰式および受賞者講演会が、2012年12月1日(土曜日)県立広島大学広島キャンパスで開催されました。IEEEは理工学の分野で世界的にもっとも大きな学会で、SMCs(Systems、 Man、 & Cybernetics Society)はその中でも古くから存在している研究部門の一つです。

    2012年は教員も含めた若手研究者対象のYoung Researcher Awardが授与され、本学総合学術研究科経営情報学専攻修士課程1年の鎌田真さんが受賞しました。受賞した研究は、"A Proposal of Generating Method of Antibodies and Immunological Memory Cell in Clonal Selection Algorithm"で、生体免疫システムを模倣したコンピュータアルゴリズムを開発し、心疾患の症状から疾病をほぼ予測することが可能な推論システムを提案しました。

    授賞後に行われた40分にわたる講演会では、精度の高い推論システムに対し、聴講者からも様々な質疑があり、講演会終了後も活発な議論が行われていました。鎌田さんの論文は、世界的な規模の国際会議IEEE SMC2012(ソウル、韓国)を含む複数の国際会議でも採録されています。

  鎌田さんは海外での英語発表を経験するなど、グローバルに研究活動を行っています。

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